今年も成人式の着付けをします。近年は、便利な3。4重紐を使
って簡単に豪華な帯結びができます。また、どのようにも変化して
格好良く、煌びやかです。しかし、それもいいのですが、今回は、
一寸アレンジしながら、古典の帯結びをさせて頂こうと思っていま
す。さすがにふくら雀は遠慮して、後見や文庫、立て矢などを
着物や帯の雰囲気に合わせてと考えています。楽しみにしてくだ
さいね。
ところで、日本国憲法の「男女平等」を起草した ベアテ・シロタ・
ゴードンさんが亡くなられました。長女のニコルさんによると「母は
生前、日本国憲法の平和、男女同権の条項を守る必要性を訴え
ていた。憲法改正に総じて反対だったが、この二つ(が変更や削
除されること)を特に懸念していた」と語っておられます。彼女は、
晩年は度々来日し、憲法起草での自身の役割について積極的に
発言。日本の憲法は「歴史の英知」として、戦争放棄をうたった9
条を擁護していたそうです。
憲法作成時の様子
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